さつまいもダイエットってご存知ですか？
１日のうちの１食をさつまいもに置き換えるだけのダイエット方法があります。
このやり方だけで本当に簡単に体重が減るのでしょうか？疑問を感じる方も多いことでしょう。
この記事では、私が朝食をさつまいもに置き換えてダイエットを実践した経験をお伝えします。
成功するためのポイントや、避けるべき失敗の要因についても紹介していますので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです＾＾
さつまいもダイエット朝食置き換えの効果はどれくらい？
そもそもさつまいもがダイエットに効果的な食材なのでしょうか？
実際にダイエットを実践するにあたり、その効果が十分でないと続けるモチベーションも維持しづらくなりますよね。
私の実践記録を前にする前に、まずはさつまいものダイエット効果について知っていただきたいと思います＾＾
さつまいものダイエット効果とは
1. 低カロリー
さつまいもは何となく高カロリーな食材のように思われるかもしれませんが、実際には低カロリーな食材なんです。
水分が半分程度含まれているため、見た目以上のカロリーがありません。例えば、毎朝のご飯（白米）150gが約250kcalならば、同じ量のさつまいもは約190kcalしかありません。
この単純な置き換えだけで、1日あたり60kcalのダイエットになります。計算は単純ですが、これを10日続ければ600kcal、100日間で6000kcalとなり、体重が1kg近く減る可能性があります＾＾
もし「100日間で1kgしか減らないの？」と思った方も心配ありません。
2. 食物繊維がたっぷり
さつまいもには食物繊維が豊富に含まれています。この食物繊維は便秘の解消に役立ちます。
便秘が続くと体の新陳代謝が下がり、太りやすい体質になります。便秘が解消されることで、代謝が改善され、より痩せやすい体質に変わります。
3. 血糖値の上昇を抑える
さつまいもにはクロロゲン酸という成分が含まれています。この成分は糖質の吸収を緩やかにし、余分な脂肪の蓄積を防ぎます。同時に脂肪燃焼を促進し、ダイエットをサポートします。
これでさつまいもがダイエットに効果的である理由が分かりましたね。
次に、実際に私が朝食の置き換えをして一週間ダイエットした内容を報告したいと思います。
朝食置き換えダイエットの実践記録
お恥ずかしい話ですが、ダイエット前の体重は40.5kgでした。
見た目は痩せているように見えるかもしれませんが、身長がわずか145cmのミクロ級なため、40.5kgは少し太り気味と言えるかもしれません＾＾；
そこで、毎日の朝食をさつまいもに置き換えて実践してみました！食べ方は単純で、蒸したさつまいもを食べ続けるだけです。
結果を先に言いますと、体重は39.2kgに減少しました。
40.5kg ⇒ 39.2kg ＝ 1.3kgの減少です。
個人的には、体重が非常に軽くなったと感じました。特に効果的だったのは便秘の改善でしょう＾＾
私は通常、4日間に1度程度しかお通じがありませんでしたが、さつまいもダイエットを始めることでほぼ毎日のようになりました。初めはあまり効果が感じられませんでしたが、後半になるにつれて頻度が上昇しました。ちなみに、体重が大きく減った日はしっかりとお通じがあった日です（笑）
ただし、毎日体重計に乗ることで「痩せないといけない」というプレッシャーから、自然と食事量が減り、体重が減った可能性も考えられます。
ちなみに、体重が大きく減った日はしっかりとお通じがあった日になります。これまでこんなペースでお通じがあったことはなかったので、さつまいもの効果を実感しました。
しかし、最初は単純にさつまいもを置き換えただけだったため、便秘の改善は期待できませんでした。他にも食材を取り入れたことで、便秘の改善とダイエット成功につながったのかもしれません。
ともあれ、1週間で1.3kg減少したことは、やはりさつまいもによるダイエットに一定の効果があることを示す結果だと思います。それでは、ダイエット期間を通して実感した成功についての次の章でお話ししたいと思います。
さつまいもダイエットの成功のコツとは
さつまいもダイエットには成功させるためのコツが必要です。ここでは私が気を付けていた注意点について説明します。
1. 何グラム食べるのか決めておく
低カロリーだからといってたくさん食べて良いわけではありません。朝食を通常の量に置き換えることが重要です。私は適量として150gを食べることに決め、さつまいもを半分に折って蒸かして食べるように意識しました。腹持ちが良いので食べ過ぎる心配は少ないですが、美味しくてついつい食べ過ぎてしまうことがありました。そのため、1度に食べる量だけを作ることを意識して実践しました。
2. さつまいもの皮も食べること
意外かもしれませんが、さつまいもの皮にもダイエット効果があります。ヤラピンという物質が含まれており、腸を活発にし便を柔らかくしてくれます。結果、食物繊維＋ヤラピンの効果で便秘改善につながります。なので、皮を捨てずに一緒に食べて便秘改善を意識しましょう♪
3. 調理は蒸かすに徹底する
ダイエットで一番辛かったのは蒸かしたものしか食べなかったことです。飽き性なので同じものを続けて食べるのに抵抗がありました。初日から続く同じ蒸かしいも、次の日も同じく蒸かしいも…と飽きが来ました。ただし、他の調理法では砂糖などが入ってしまい低カロリーの意味がなくなります。本当は焼き芋が好きなのですが、ダイエットには蒸かした芋が必要だったため、これを黙々と食べ続けることはストレスでした。食事の味の飽きがこないように工夫することが大切です。
これらの注意点を守り、一定の成果を得ることができました。では、失敗するときはどのような場合でしょうか？
さつまいもダイエットが失敗する原因とは？
さつまいもダイエットで効果がなかったという方は大勢います。そこについて失敗要因もまとめてみました。これから挑戦する人は気を付けて欲しいですし、過去に失敗した人はもう1度失敗要因を把握して次回のさつまいもダイエットにつなげてください＾＾
失敗要因のまとめ:
1. 調理方法による失敗
前述しましたが、私はあくまでも蒸かしたいもに徹底してこだわり続けたと記載しました。それには理由があって、さつまいものＧＩ値が大きく関係します。
ＧＩ値とは、食品が人間の体内に取り込まれて糖に変化し、血糖値が上昇するスピードを表す指標を差します。低いＧＩ値ほどダイエットに適しているとされます。蒸かしたさつまいものＧＩ値は約４９程度であり、白米（８１）や食パン（９１）などと比較すると低いため、置き換えることに意義があります。
ただし、注意が必要なのは調理方法です。揚げたり焼いたりすることで一気にＧＩ値が上昇します。揚げたさつまいものＧＩ値は８０、焼いたさつまいもは９３となり、これは白米を食べるのと変わりません。要は蒸かしたいもをどう調理して食べるのかが重要ですので、気を付けましょう。
2. 夕食での置き換えは禁止
夕食の置き換えは避けましょう。遅い時間に食べるとエネルギーが消費されないまま残り、太る原因となります。夕食は野菜を中心に摂り、朝しっかり食べる習慣に変えましょう。夜もしっかり食べたい場合はその分を他の時間に置き換えて摂るのが良いです。朝食と昼食をしっかり摂るように心がけましょう。
まとめ
さつまいものダイエット効果とは
低カロリー
食物繊維たっぷり
血糖値の上昇を抑える
さつまいもダイエット成功のコツとは
何グラム食べるのか決めること
さつまいもの皮まで食べること
蒸かした芋にこだわること
失敗の要因とは
焼いたり揚げたりしないこと
夕食はあまり食べないこと
さつまいもダイエットも簡単ではなく、しっかり理解して行わないと失敗してしまうんですね＾＾；
実際にさつまいもが良いというだけで焼き芋を推奨したりしている記事もよく見ますが、焼き芋はＧＩ値的にあまりよろしくありません。甘くておいしい焼き芋を食べているだけでは絶対ダイエットは成功しませんので、あくまでも朝食を置き換えるだけという意識で実践してください。
よく簡単ダイエットといいますが、実践した結果あまり簡単ではなく結構ストレスになった部分もあったので、心して実践してくださいね＾＾；
ただし、本当に便秘の改善に役立って体重が落ちたのは間違いないので、是非参考にして頂ければと思います。
