『タラの芽』は春の訪れを感じさせる山菜で、特に天ぷらにすると食感と苦みがたまりませんね。私も大変好きです！
ただし、タラの芽には『タラの芽もどき』と呼ばれる似たような山菜がいくつか存在します。今回は、これらの『タラの芽もどき』の見分け方や特徴、そして食べることができるのかについて解説していきます。美味しいタラの芽を食べる際の参考にしてみてくださいね。
タラの芽もどきを食べるのはNG？！ タラの芽の見え開け方や特徴は？
『タラの芽もどき』には、『ハリギリ』、『コシアブラ』、『ウルシ』、『ふきのとう』など、いくつかの種類が存在します。これらは適切な下処理を施せば美味しく食べることができますが、注意が必要です。なぜなら、一部のものは体に触れるとかぶれたりかゆくなったりする可能性があるからです。
かゆみやかぶれを防ぐためにも、これらの『タラの芽もどき』と本物の『タラの芽』を見分ける方法を知っておくことが大切です。
以下は、タラの芽と見分けるためのポイントです：
– 日当たりの良い場所に生えている
– 木の高さは高くても4mほど
– 枝が分かれずにまっすぐ伸びている
– 群れになって育っている
– 枝に鋭いトゲがある
– 葉っぱは5cm～10cmで無毛の2回羽状複葉
– 小さな葉と茎で構成されている新芽
– 「はかま」と呼ばれるガクの部分の赤が控えめ
これらのポイントを押さえれば、山菜取りの際にもタラの芽とタラの芽もどきとを見分けることができます。タラの芽もどきの詳細な見分け方や特徴についても解説していきますので、ぜひ参考にして美味しい山菜を楽しんでください。
タラの芽もどきには何がある？種類ごとに見分け方や特徴を解説！
山菜の中で、『タラの芽もどき』として知られる山菜には、『ハリギリ』、『コシアブラ』、『ウルシ』、『ふきのとう』があります。これらの山菜はタラの芽とよく似ていますが、適切な下処理を施すことで美味しく食べることができます。以下に、それぞれの山菜の特徴や見分け方、おいしく食べるためのポイントを紹介します。
### ハリギリ
**特徴:**
– 高い木になり、樹皮は暗褐色。
– 幹部分にはトゲがなく、葉っぱは5裂から9裂で10cm～30cm。
**見分け方:**
– タラノキよりも太く鋭いトゲがある。
– タラの芽よりもハリギリの新芽のガクの部分が赤い。
**美味しく食べるためのポイント:**
– アクが強いので、アク抜きが必要。
– 新芽は苦味が少なく、おひたしにも適している。
### コシアブラ
**特徴:**
– ひらけた雑木林に生え、高い木になる。
– 葉っぱは5小葉の掌状複葉で7cm～30cm。
**見分け方:**
– 幹にタラノキのようなトゲがなく、茎が長い。
– タラの芽のようにトゲがない。
**美味しく食べるためのポイント:**
– アクが強いため、アク抜きが必要。ただし、天ぷらや炒め物には不要。
### ウルシ
**特徴:**
– 高い木で、まばらに分枝してトゲがない。
– 葉っぱは20cm～40cmで、先がとがっていてツヤがある。
**見分け方:**
– トゲの有無と色味がタラの芽と異なる。
**美味しく食べるためのポイントと注意点:**
– 新芽も食べられるが、かぶれる可能性があるので注意が必要。
### ふきのとう
**特徴:**
– 食べる部分は蕾(つぼみ)で、収穫時期は2月以降。
**見分け方:**
– タラの芽とは形状が異なる。
**美味しく食べるためのポイント:**
– 早めに食べると苦味やえぐみが少ない。
これらの山菜を正しく見分け、適切な調理法で美味しくいただきましょう。
まとめ
春の訪れを感じさせる山菜の中で、『タラの芽』には似たような見た目の山菜があります。これを一般的に『タラの芽もどき』と呼び、代表的なものには『ハリギリ』、『コシアブラ』、『ウルシ』、『ふきのとう』などがあります。これらの山菜もどきも、適切な下処理を行えば美味しく食べることができます。ただし、ウルシは触れるとかぶれやかゆみが出る可能性があるため、注意が必要です。
タラの芽とタラの芽もどきの見分け方を知り、それぞれの風味や味、食感を楽しんでみてくださいね。
