怒られても平然としている人が時折いますが、彼らは一体どうしているのでしょうか？その心理に迫ります。
私が執筆している今、私の職場には「怒られても何事もなかったかのようにしている謎めいた男性」がいます。彼は29歳で、毎日クレームや叱責の嵐にさらされながらも、一切抗議することなく冷静な態度を崩しません。私は彼の姿に驚きつつも、自分とは全く異なる反応に戸惑っています。
私はこのような経験を通して、「怒られても平然としている人々の心理」について考察してみることにしました。
この記事を通じて、私たちが理解できない怒られても動じない人の本質に迫ります。どうぞ最後までお付き合いください。
怒られてもケロッとしている人の心理【３選】
怒られても平然としている人々の心理は、大まかに以下の３パターンに分かれることがあります。それぞれを詳しく解説します。
心理① 何言っているかわからない
多くの場合、何を言われているのか理解できないためにケロッとしているケースが見られます。共感力が皆無なため、指示や注意を理解できず、それに対する反応がないのが特徴です。
たとえば、私の職場にいる58歳のおじさんは、「今週中にこれやってくれ」と言われても、3週間経っても行動せず、上司が指摘しても「すみません」と言いつつも改善しない様子が日常茶飯事です。怒られても感情的になることなく、全くの無反応でいる場合、これは共感能力がなく、「自分大好き人間」の可能性が高いです。他者への興味がなく、自分中心の考え方が顕著なパターンです。
心理② 仕事を完全になめている
怒られても平然とする人は、心の中で仕事を軽視している可能性があります。仕事に真剣に取り組んでいないため、怒られてもそれを受け止めず、改善の意思がないのが特徴です。
以前の職場での経験から、先輩のSさんがほぼ毎日遅刻し、怒られても反省の色が見られず、「俺仕事なんてどうでもいいし笑。家族最優先じゃん笑」と言っていたことがあります。仕事に対するモチベーションが低い場合、怒られても気にせず「早く終わらないかな」と思っていることがよくあります。
心理③ 注目してくれる
怒られることで注目を浴び、それを喜ぶタイプの人も存在します。相手に構ってもらえるため、わざと怒りを引き起こすことで注目を浴びようとするのが特徴です。
子供の場合、お母さんに構ってほしいためにわざと言うことを聞かず、友達に構ってほしいためにいたずらばかりすることがあります。このタイプは「怒り＝喜び」と捉え、いかなる叱責にも平然としています。
怒られてもケロッとしている人への最強の対処法
ここまで、「怒られてもケロッとしている人の心理」について考察してきました。
「怒られてもケロッとしている人への最強の対処法」は、なんといっても完全な無視です。
相手はまさにモンスターでしょう。
あなたはおそらく、「なんでキレてるのに言うこときかないの？」とイライラしていることでしょう。
しかし、正直に言って、気にするだけは無駄です。
その理由は、相手が正真正銘のモンスターだからです。
先に挙げたように、
何言っているかわからない ⇒ 共感能力なしの異常者
仕事を完全になめている ⇒ 意識的な無能
注目してくれる ⇒ 承認欲求の塊
といったパターンの人々は、注意しても改善しない厄介な存在です。
大人になって性格は簡単に変わらない。
そんなモンスターの性格は、簡単に変わりません。
人生で「うるさい！と注意したら、翌日から物静かな性格になった」とか「短気な性格を注意したら、優しい性格になった」という例はほとんどありません。若いときはキレられて多少は性格も変わりますが、年をとるほど人生経験値がたまり、人生経験がたまれば、根拠なき自信がついて頑固になる傾向があります。頑固な人ほど性格は変わりにくいものなのです。
ですので、あなたが毎日「あの人は何で反省しないんだろう」と気にするだけは時間の無駄です。
もしその可能性があるなら、できるだけ「完全無視する」のが理想的だと思います。
